ずいぶん日にちが経ってしまった。今更、どうかと思いながら、6月の頭に台湾で開催されたCOMPUTEX(国際コンピュータ見本市)について書いちゃいます。
COMPUTEXは、毎年この時期に台北で開催されます。3年ほど前に一度視察に行きましたが、台湾ということもあり、どうしてもハードウェアが主の展示会という色合いが強く、しばらく行ってませんでした。今年は、弊社はibeaconのアプリ開発に着手しているため、ビーコンそのもの調達の可能性を調べる必要があります。その他、デジタルヘルスを始めとするデバイスに関しても、アプリケーション開発が出来る強みを生かして、製造メーカとのコラボ的な取組みから独自商品の開発の可能性なども考えております。
COMPUTEXは、トレンドとしては年初のCESの影響を受けているというか、その流れが続いてるというか、やはりデジタルヘルスが大きなトピックになってました。ビーコン関連で展示会以外で訪問する予定もあるので、実質的に1日半しか展示会に滞在できません。ですので、今回は決まった分野のみで特定の企業にあたりをつけて、訪問します。展示会場には、BlueToothLEを使ったデバイスが沢山ありましたが、beaconはそれほど出展されていません。
それでも、何社か話を聞く事ができまして、相場感がわかりました。そのほか、時間の許す限り興味のあるゾーンの展示を見て回りました。結局見たいところは、CESで廻ったジャンルとほほ同じになるので、同じようなレポートになってしまうため、今回はやめときます。
その中でも、いくつか面白かったデバイスのうち、一つを紹介します。屋内の位置情報を正確に計ることが出来るデバイスです。独自のプロトコルで通信しているとのことですが、少ない計測ポイントでなかなかの精度が出せるようです。屋内GPSとして、使い道は無限にあります。弊社で開発中のiBeaconを使った室内位置捕捉システムにも使えそうです(iBeaconじゃ無くなりますが)。詳細の仕様については、ここでは秘密です。製品版として日本でリリースできるように、現在交渉中です。