サイクリング、自転車と自分の体が一体となって、あの風を切って走る爽快感、楽しいですよね〜。誰しもが一度は経験したことがあるのではないでしょうか。で、急ハンドルを切ったように話の道筋は変わりますが、弊社はこのサイクリングに関連したCSR活動を行なっています。弊社の場合は、地域の振興を後押しするとともに、スポーツをする若者に夢と希望を与え活気ある社会を作る一助になることを目的として、シエルヴォ奈良というサイクリングのプロチームと、GoMore WHIZKIDというアマチアサイクリングチームのサポートをしております。
このGoMore WHIZKIDというアマチアチームですが、昨年自転車レースを始めたばかりの山本哲央君がいきなり春の高校選抜のロードレースで全国一になったり、大学2年生の石原君はインカレで常に上位に顔を出していたり、女子高生の佐藤さんは競輪学校に入学してしまったりとエリートアスリートの集まりとなっております。ちなみに山本君は、マツコの番組にも取り上げられたこともあり、知名度がどんどん上がってきてます。その彼らに、GoMoreを使ってもらい、その斬新な乳酸値を使ったトレーニングにより、アスリートとしての能力を高めてもらうことと、エリートアスリートが実走したフィードバックデータから更にGoMoreの精度をあげて行くことを目的としております。奈良を本拠地として活動するプロサイクリングチーム、シエルヴォ奈良のメンバーには、広告塔になってもらってますが、プロチームとして次世代の若者に夢を与えるような活躍を期待しております。
さて、WHIZKIDは、下高井戸にあるサイクルウェアショップがベースになって活動しておりまして、その監督の金谷さんは熱い思いを持つ、熱血漢です。彼の指導の下に、将来有望な若者が集い切磋琢磨しております。その彼らが、将来世界に羽ばたくことを期待して我々はサポートしているわけですが、いよいよ3年後に迫った東京オリンピックにて活躍してくれたらどんなに楽しいことかと、わくわくします。
私自身、若い時に自転車競技をかじったことがありまして、当時は自転車競技イコール競輪という認識が一般的で、特に自転車ロードレースそのものの存在はほとんど知られていませんでした。普通の人が知っているのは、競輪の中野浩一選手が世界選手権のスクラッチ(当時はそう呼ばれていました)で10連覇したことぐらいで、どうしても競輪というイメージが先行しておりました。私の通っていた高校には自転車競技部がなく、先生に部活として認めて欲しいとお願いに行った時に、なんかよくわからないが危ないからやめておけと言われた記憶があります。仕方がないので、地元の社会人のチームにお願いして一緒に練習をさせてもらっていた記憶があります。(でもよくあの当時に、あの片田舎に社会人のロードレースのチームがあったなあと、今思えば感慨至極ですがね)
その当時から比べれば、隔世の感がありますが、それでもやっぱり日本の自転車競技の普及率はかなり低く、ヨーロッパなどど比較すると自転車に対する価値観とか自転車選手の社会的地位などはかなり低いと言わざるを得ません。そんな中、少しでも自転車競技に夢を持つ若者が増え、プロスポーツとしての地位を確立し、更に日本のサイクリング環境が良くなることを期待してます。もっと将来には、ツールドフランスでイエロージャージを着て走る日本人をスポンサーカーの中から見ることが出来たらな〜、と夢を膨らませております。