忘年会シーズンがやってきました。この時期毎年頭を悩ませるのが、会場となる場所です。弊社は3カ所に拠点があるため、各拠点で別々に行ったり、大阪と福井で共同で行ったりその年その年でやり方を変えてきました。
新幹線で米原へ〜
約半年かけてきた中期経営計画がまとまったため、今年はその発表会と勉強会を兼ねて、1カ所に集まって共同で開催することにしました。場所は、琵琶湖のほとりにある国民休暇村です。ちなみに、夜は大忘年会で、翌日の土曜日は各自めいめいでクラブ活動です。
琵琶湖のほとり
当日は午後12時に休暇村に集合し、まずは全員でお弁当を食べます。食事類の手配については、食通を自負するN常務取締役にお伺いを立てないと、後で面倒なことになるため、旅行の手配を担当する管理部としてはなかなか気を使うところです。そこそこの値段の弁当ということで、美味しく頂きました。手配担当者が翌年の給与査定に響くような失敗も無かったようです。
昼食中。そこそこうまい。
午後1時よりいよいよ中期経営計画の発表が始まります。まずは私からビジョンとスローガンを発表し、議論を積み重ねてきたそれぞれの部門の担当者から順次目標と施策を、中期経営計画の全体の推進役の取締役からそれらを実現する為の組織を発表します。創業20年を経て、次の20年の更に大きな飛躍を目指す基盤となる中期経営計画のスローガンは、Try Wに決定しました。Wとはダブルを意味します。倍返しです(ちなみに和製英語です)。規模を倍にします。売上、利益を倍以上を目指します。そして、W(笑)です。ダブルを目指しつつも、笑みが出るような会社にします。(決して売上至上主義というわけではありません。これぐらいの規模が無いと、大きなステップを踏み出させるイノベーションを起こし続けることが難しいということが根本にあります)
スライドはふざけてますが、中身は真面目です。
時間をかけて各部署に検討して貰ったため、それぞれの発表は大変内容の濃いものになりました。具体策にまで落とし込むのは、かなり大変だったと思いますが、よくまとまってしかも実現可能の感じられる施策案でした。やはり、社員自らが考えた案は、力の入り方が違うようです。後は、これらをもっともっと実現可能性があるアクションプランにまで落とし込んで、着実に進めて行きたい、というか、自主的に進めていって欲しいです。
中期経営計画の一つの大きな目的は、ベクトルを同じ方向に向かわせるということがあります。そのためには社員参加型で無ければならないし、そうすることにより、常に起こりうる計画の変更も容易に出来ます。計画の方向性を決めたり、実際の施策を考えた打ち合わせに参加しており、その意味を理解しているため、計画がなんらかの理由で間違っていたとしてもその原因にいち早く気がつく事が出来ます。その変更についても理由がすぐに理解できます。腑に落ちる計画変更は、実行も早いはずです。もちろん、自分が会社の意思決定に参加しているというモチベーションも重要なポイントとなります。全社員が理解するには、まだ少し時間がかかるようですが、着実に進めていくことができると自信を持てました。
中期経営計画の発表の後は、プロジェクト発表会になり、それぞれのチームから今年1年間に取り組んできた成果を10分で発表してもらいます。中には寸劇もあったり、なぜかこの部分の発表はネタを仕込んできたチームが多かったですね。中でも秀逸?だったのは、OpenCMSチームのプレゼンで、まったくやる気も商売っ気も感じられない(なんと2年間NEWSの更新が無い)OpenCMSの弊社サポートサイトが、月平均1000PDFダウンロードもある上に、ここ数ヶ月のダウンロード数がうなぎ上りに増えていることを逆手に取り、今後も放置プレイを続けると宣言。おいおい。せめてリファラーぐらい取っておいてよ!実はその裏には、相当数の独自モジュールを開発しているということがあります。オリジナルのOpenCMSのモジュールか弊社で開発したものか、判別できるのは弊社社員だけだろうということです。私が聞いているだけでも、相当使えるモジュールが多数存在してます。少しはそれらを売る事を考えようぜ〜!!
宴会開始!なぜか初音ミクが
最後は、全員参加でマシュマロチャレンジをしました。ご存知の方も多いかと思います。頭が固いインテリほど難しい。むしろとにかく何も考えずに作ってみるキンダガーデン児ほど高くくみ上げられるというはずでしたが、なぜか理路整然と組み立てたインテリチームが優勝を勝ち取りました。不正を行ってでもすこしでも高くくみ上げようとした欲の皮が突っ張った我が役員チームのマシュマロタワーは、敢えなく崩壊!うーん。難しい。結局は人間性が物を言う?
全体を通して、今回の発表会は非常に内容の濃いものになりました。確実に皆の考える力とか表現力が上がってきているようです。また、部署内でだけで無く、部署間を越えた越えた付き合いも濃くなっているようで、大成功と言えるものになりました。楽しんで学ぶ、作るという弊社のコンセプトに沿った内容となり、私も一緒に楽しむ事ができました。また、来年も開催したいと思います。1年後には皆がどれくらい進歩しているか楽しみです。
さて、研修のすべてのスケジュールを終えて、楽しい大忘年会へ突入。更に更に盛り上がりました!翌日は、自由行動でして、ここまで来たからには琵琶湖にてフィッシングチームと観光チーム、そしてここまで来てもやっぱりゴルフチーム、そしてここまで来てもそんなものは無関心なそのまま帰宅チームに分かれ、二日目を楽しみました。
つりチーム
ゴルフチーム
観光チーム(通称やからチーム)