株式会社ジークス代表 渡辺が綴るブログ「なべこら」nabecol

台湾社員旅行

いざ台北へ!!
いざ、台湾旅行へ!
長年の課題?希望?であった、海外社員旅行。社内の意見をまとめるのに2年以上の月日をかけ、ようやく実現しました。 師走に入った2015年12月某日、社員旅行などへ繰り出すような時期ではない、あえてこの時期を選択した我々ジークスの面々は、東京、大阪、北陸の各支社毎に別々の空港から、雨の予報の台北へ飛び立ったのでした。
私個人的には、今年も何度も足を運んでいるため特別な感慨に耽ることはありませんが、純粋な観光目的で行くのは初めてなので、楽しみにしてました。 さて、私が所属する東京本社組は、パスポートを忘れて慌てて取りに戻ったK君以外は、時間通りに羽田空港の団体カウンター前に集合して、航空券などを受け取ったのでした。

キティちゃんジェット

機外も機内も全てキティちゃん仕様なんですが、ビジネスパーソンにはどうなんでしょうか


大手旅行代理店にお願いして感動的なのは、入国書類などの必要な書類はすでに印刷されてるんですねえ〜。後はサインするだけオッケーです。我々が乗ったエバー航空の飛行機は、キティちゃん仕様になっていて、外装もCAさんの制服もピローも、キティーちゃんが溢れています。おっさん的にはなんだか微妙な感じがしましたが、どうなんでしょうか。
松山空港では日本語が上手なツアコンが待っていて、そのままチャーターした大型バスに誘導ししてくれまして早速観光開始です。まずは、台湾の父、蒋介石総統の中世記念堂へ。ツアコン曰く、丁度衛兵の交代する時間帯なので蒋介石のブロンズ像のある2階のホールへ急いで登れとのこと。慌てて階段を駆け上がったが、残念ながら任務を終えた衛兵さんが休憩所へ去っていくところでした。表情も変えず、瞬きもせず(そりゃ無理か)直立不動で1時間立ち続けなれければならない彼らは、エリート中のエリートだそうなんですね。しかし、じーっとよく見たら結構動いてましたよ。
衛兵

姿勢がいいですね。よく見ると結構動いてましたが、いくらエリートはいえ、それはしょうがない。


早速ここで普段から自由すぎるF井が行方不明になりました。彼は後日、九份(きゅうふん)でも到着早々行方不明になるという浅薄な行動を繰り返してます。捜索隊を結成しようかと相談した矢先にどこからか現れた彼に、小学生でもしないような自由すぎる行動は慎むようにH取締役からお説教したのですがね。
みやげ屋

台湾茶を試飲させてくれます。物売りのテクニックが詰まっています。高田社長かっ!


まあ、それはそれとして、予定に組み込まれていたロンサンスー(龍山寺)は、最終日に変更することにして、次はホテル近くのお店に連れて行かれ、強制ショッピングへ。よくあるパターンですね。お茶の淹れ方の実演があり、試飲をして、美味しいなあと気持ちが緩んでいる時に畳み掛けるようなセールストークにプッシュされると、人の良い義理堅い日本人はつい買っちゃうんだよなあ。旅行代理店の戦略にどっぷりと浸かり、大量の烏龍茶やら、パイナップルパイやら、カラスミやらを抱えた我々は再びバスに乗り近くのホテルに移動してようやくチェックインとなりました。
夕食会

台湾ビールと台湾の家庭料理です。美味しいですよ。


3拠点から別々に集まった我々は、夕食の会場でようやく一同に会すことができました。ここは、シンイエ(欣葉)という台湾料理のお店でして、宴会場も完備されていて団体旅行にはぴったりです。海外では、バー以外の飲食店は基本的にアルコールメニューはあまり充実してません。日本の居酒屋やレストランですら、ビール、ワイン、日本酒、焼酎、チューハイ、紹興酒、ホッピーなど盛り沢山のメニューがありますが、海外のレストランではビールとウィスキーぐらいしかない場合が多いです。というか、居酒屋というジャンルが存在しないというのが正しいのかな。日本人は、食べる時に結構飲みますが、海外の人は食べる時にはそれほど飲まないんですよねえ。
夕食会

日本で飲んでるのと、何も変わらないです、はい。


まあそんなことより、この店は日本人向けに、ビール、紹興酒、ワインなど幾つか用意がありまして、それなりに高いものからまあまあ安いものまで、メニューの品揃えが豊富です。もちろん台湾料理の有名なお店ですので味は確実です。間違いなく日本人には受けるとおもいます。
夕食会

あまり高い日本酒は飲んじゃダメよ〜


さて、今日は楽しみましょう!の乾杯の音頭と、お酒は何を頼んでもいいよ〜という、太っ腹な発声で始まってしまい、最も飲み代を引き上げる日本酒を、しかも、純米吟醸を頼んでやがる奴がいる!しかも、ここは海外!!やらかしやがった!!!そんなこんなで、日本で中華料理屋さんで飲んでいるのとなんら変わらない雰囲気の中、欣葉さんの美味しい料理に舌鼓を打ったのか打たなかったのかわからないまま、宴会は楽しく進み初めての海外の社員旅行の夜は深まっていったのでした。
夜市

士林夜市にて。すごい人が繰り出してます。


夜市

カエルの卵ジュースです。ぜひ一度試してください。 (いや、本当に美味しいです!)


宴たけなわではございますがこのあたりで1次会を切り上げて、台北トリップでは、行かないと台湾に行ったことにならないとさえ言われている夜市に向かってバスで出発。最も巨大な士林夜市が目的地です。やたらと人が多いです。金曜日の夜だから?まずは、名物のカエルの卵ジュースにチャレンジ。正直に言うと、実は私は本当にカエルの卵かと思ってました(なので、飲んだことがありませんでした)。夜市には何度か来てますが、誰も教えてくれなかった。。。夜市をぶらぶら散策して楽しい時間を過ごしまして、後はバラバラでタクシーで帰り、夜の台北に散っていったことは言うまでもありません。
自由行動
自由行動

胡椒餅の元祖の店にて。マスクをしている怪しげな人物が、F井です。


翌日は午後3時まで快晴の台北をそれぞれのグループで満喫し、自由に選択できるオプションのはずにもかかわらずほとんどのメンバーが選択した九份ツアーにホテルに集まって出発。やっぱり夜の九份を見ないとねえ。ここは千と千尋の神隠しに出てくる湯屋のモデルとなったと言われているようですが、なんと、宮崎駿監督はきっぱりと違いますと言ってるようです。あららら。
十分

大空に放たれていきます。バンザーイ。


十分

努力次第です


九份に行く前に行灯上げで有名な十分(地名です)にいきます。十分ですよ(きゅうふんとじゅっぷんで面白いという意味です)。4人一組で行灯に願い事を書いて、行灯の中の固形燃料に火をつけてもらい、空に放り上げると気球と同じ原理で舞い上がっていきます。どんどん舞い上がって小さくなる行灯を見て、どこに着地してゴミになっているのだろうか、どこかで自然破壊を起こしてないのかと心配になってしまいました。
九份

九份は日本人が多い


九份

九份からの夜景


十分から九份までは、1分で着くことは無く、約1時間もかかって着きました。九份はすごい人でしたが、日本人が多かったです。高台にあるため、海を見下ろす夜景が綺麗でした。もちろん、宮崎駿監督がインスパイヤーされてない千と千尋の湯屋のモデルにはなってないが似ている建物は見てきました。その後は、夜景が綺麗なレストランで台湾料理を囲んで皆で連日の宴会となりました。バスでホテルに戻り、ほとんどのメンバーは台北最後の夜も再び元気に繰り出したようです。
 
龍山寺

ロンサンスーです


龍山寺

上上!大吉だそうです


最終日は、激しく降る雨の中、ロンサンスー(龍山寺)と故宮博物院を回って空港に向かいました。 故宮博物館では入るのに1時間待ちの大行列。割り込みあり言い争いありで、日本人だけのグループでは到底クリアできないんじゃないかというシビアさでした。もちろん、定番の白菜と角煮は見ましたが、時間が無くなってしまったので自由行動はほぼ出来ませんでした。
松山空港

さよなら、台北


松山空港には予定時間通りに到着。北海道の社員旅行の時のように、乗り遅れるメンバーも無く無事に羽田行きのキティちゃん飛行機に搭乗したのでした。
さて、今回の社員旅行は海外でしたが、海外が初めての社員もそこそこいたようです。何か得るものがあったでしょうか。旅行代理店さんが旅程をばっちり組んでいるし、行く先々で苦労するようなことも皆無だし、ほぼ100パーセント日本語で通せたので本当の海外旅行の醍醐味は味わえなかったと思います。しかし、最近特に若い人が海外に行かなくなってるのは弊社でも同じ傾向がありますので、これをきっかけにどんどん海外旅行に行くようになって欲しいですね〜。でも、次回の社員旅行、アンケートで決めたりすると京都とかになったりするんだよな〜。。。。                

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