今回はマジメな風な、なべコラです。
12月1日からの改正労働安全衛生法の施行により、職場のメンタルヘルスがにわかに脚光を浴びてます。弊社では、スタミナセンサーのGoMoreの販売を手がけていることもあり、スポーツによる健康増進については、特に興味を持つところであります。実際には、健康増進とメンタルヘルスというのは、直接的には関連がありませんが、健全な心は健全な肉体に宿るという格言どおり、密接に関係していることは、間違いありません。私が思うに、健康という観点から見ると人間は以下の4つのタイプに分けられるのではないでしょうか。
- 1.病気にかかっている人
- 2.普段から運動不足の人
- 3.適度な運動をしている人
- 4.特定の種目のターゲットとなるタイムなり順位なりの目標を持ってトレーニングをしている人
1の人は、健康増進の前に、病院にかかる必要があることは言うまでもありません。2の人と3の人を、どれだけ運動を続けさせられるかが、メンタル面も含めた病気の予防の鍵になるだろうと思います。2の人が、運動不足の状態になっている理由として、そもそも運動することが嫌で仕方が無いというタイプの人がいますが、特に弊社のようなIT企業にありがちです。このタイプの人は、自覚が変わらないとまず運動はしないので、ジョギングとか、サイクリングとか、スイミングとかのスポーツに近い運動を進めても、時間の無駄だと思われます。このタイプは、普段の生活の中に、運動要素を取り入れて、運動をしているという自覚を持たすことなく、カロリーを消費するような行動を起こさせることが重要です。よくある、1日の歩数とか、一駅分歩くとかですね。
弊社では、最近は社員が連れ立って皇居ランをしていたりしてます。だいたいにおいて、ランニングをしようと思える人は、すでにその段階で健康増進に対するモチベーションが高く前向きであるため、病気になりにくいのでは無いのかと思います。こういう人は、仕事を含め、他のことにも前向きな傾向があるので、結局メンタル面でも病気にもなりにくいのでは無いのかと私は思っています。きっと1日の歩数を気にする人も、同じような傾向があるのでしょうね。
疲れやすいとか、疲れがたまるとかよく言いますが、疲れるという肉体的な現象は科学的にはよく分かってないこともあり、疲れは肉体的よりもメンタルの部分からくることが多いように言われています。もちろん、運動して疲れるというのと、仕事で疲れるというのは別のものとして捉える必要があります。運動して疲れるのは、どちらかというと心地よい疲れが多く、ストレス発散になる場合が多いです。一方仕事で疲れるというのは、ストレスがたまるという場合が多く、あまり良いイメージで捉えられないことが多いですが、責任のある仕事とかプレッシャーのかかる仕事を無事にやりきったという充実感から逆にストレスを解放するということもあります。疲れという言葉が持つマイナスのイメージが、仕事をマイナスなものとしていることも事実であり、そこから、仕事をすること自体をメンタルヘルスの観点から否定する風潮が現代の主流になっているような気がしてなりません。ところが、実際は充実感を求めて仕事をする人が多く、その人達に共通しているのは、仕事を楽しもうというモチベーションと、何事にも前向きな姿勢だと思います。そういう人は、なかなか病気にもなりにくいのではないかと思われます。
健全な魂は、健全な身体に宿る。健全な身体は、健全な魂から作られる。健康は、気持ちの持ちよう次第。かな?ヘンな結論ですいません。。。