2月に入り、弊社主催の会社説明会で学生さんを前にしてたくさんお話をしてきました。今年は、売り手市場が予想されているためか、例年より出足が悪いようです。来年は4月解禁ということですから、更に遅くなりようですね。
何度も何度も話をしていると毎回違った話をすることが出来る訳は無く、たいてい同じ内容になるわけですが、話をしている私としては、新しい話をしたいなあと思っています。社長が直接語る!ってのが、弊社の会社の説明会の特徴になってます。会社説明の内容についても、通り一遍の会社の説明だけでなく、CESの情報などや、IT業界の歴史みたいなもの織り交ぜて、学生さんにジークスの印象だけで無く、少しでもIT業界にも興味を持ってもらおうとやっております。
会社説明をする時に、特に気をつけるのが、弊社の楽しい雰囲気をいかに伝えるかということです。そのためには、緊張している学生さんに少しでもリラックスしてもらう必要があると思ってまして、ある程度のネタを仕込んでいます。日によって学生さんの数が違うので、ギャグの受けが違います。数名の時はギャグの受け方が親密な感じがしたり、数が多いと全体でどっと来る事が少なかったりで、このあたりが難しい。将来的には、弊社に入社希望の学生さんが何百人もいるような会場でプレゼンテーションしたいですが。会社説明会が始まるのが、たいてい午後2時になっていて最も眠い時間帯なんですね。私の拙い話のせいもあり、大抵の説明会で最低1名ぐらいは船を漕いでいる人をみかけます。そういうのもネタにしたりして、ぐっとこらえてなるべく楽しい説明会にする訳です。どういう場合でも、社長の私が笑顔で接することが何よりも大切なんですよねえ。社長がむっとしていたら会社のイメージが損なわれることは、頭の中では分かってましたがね。もちろん、私は会社にいる時も常に朗らかです。(異論のある弊社社員は個別にね)
という流れでブログを書いていると、このブログそのものを朗らかなものにしなければならないという、なかなかに難しいことになります。普通に書いていれば、普通に会社の雰囲気は伝わるはず。というか、伝わっているんだろうと期待しています。これまでも、難しく考えずに書き続けて来ましたが、今後も正直にさらっと会社の日常を書き綴って行きたいと思います。
学生の皆さん。弊社は面接時も雰囲気が結構くだけてまして、楽しい面接をモットーにしてますので、会社説明会の時も面接時にも緊張せずに来てくださいね。
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CES視察旅行記:最終編、まとめ
同行のM君が、今回のツアーの最大のヤマ場はCNETのBridget Careyと一緒に写真が撮れたことと言っています(オイオイ)。CNETは会場に公開スタジオを構えて、番組の収録を自由に見学できるようになってました。そこで収録が始まるのを待っていたところ、なんと、M君がCNETの名物美人ジャーナリストのBridget Careyに声をかけてるじゃあありませんか!(正直私は彼女を知りませんでした)思い切って、日本から来たファンなんでですが一緒に写真を撮っていいですかと話しかけたところ、すごくフレンドリーにいろいろ話してくれて、一緒に写ってくれました。感激〜。(これはM君の感想です)。その後、ひょっとして画面に写るかも〜と、最後尾に陣取ってしばらく本番収録を見ました。わずか一瞬ですが、写りましたよ。なんだ、このミーハーは。
現地4日目ともなると時差ぼけも直るどころか、いよいよひどく、寝不足が続いて物事を考えることが出来なくなります。毎回、こんな感じなんですよね。歳をとれば取るほど、体の融通がきかなくなるのです。逆に日本に帰ると、すぐに戻っちゃうという利点もありますが。ホテルに戻ってWebでチェックした話題のプロダクトを最終日にはくまなく見ようということで、歩き過ぎによる腰痛でもはや ロボットのような動きしか出来ない体を引きずり、ミッションを全うしました。したつもり。でも、帰国してWebやCESレポートを見ると、やっぱりまだまだ見落としてるものが沢山ありますねえ。
結局、現地には丸3日の予定を組んでおりましたが、もちろん、みっちりと3日間とも会場に足を運んだのでした。グランドキャニオンになぞは、行く余裕がありませんでした。(当たり前か!)勉強会を主催しているSさんとそのお知り合いの会社の方々と会食したり、20年ぶりぐらいの知り合いに日本食レストランの前で会ったり、前述のBridget Careyと話ができたりと、何かと面白い出会いがありました。
最後に、今年のCESをまとめてみますと、(あくまでも個人の見解ですよ)
- 4Kテレビ、湾曲テレビが主流になり、テレビの実用的に使えるスマート化が進む。
- デジタルヘルスケアを中心としたウェアラブル端末(スマートウォッチも含めて)がいよいよ普及する(※Bluetooth LEが標準となる。各種センサーの爆発的な普及も重要なポイントか。)
- 近距離無線とセンサー技術を使った身近なガジェットやスマート設備が発明され、それらがスマホと繋がり、ソフト的にいろいろなイノベーションが起こるのでは、と期待している。
- 車のIT化が加速し、自動運転に向けて運転サポート機能が充実する
- 3Dプリンターの一般家庭への普及の前兆
ソフトウェアの開発に携わる者としての視点でのコメントや取捨選択が必要な訳ですが、趣味に走りがちな部分とかどうでもいい話があったりして、レポートとは言えんやろ、これ、とか言われてます。ブログだからこれで勘弁してくださいね。
それにしても疲れた〜〜〜〜。さて、来年はどうするかな!
CES視察旅行記:デジタルヘルス、車など編
デジタルヘルス関連は、大変盛り上がってました。新ネタが少ない中で数少ない盛り上がった領域です。デジタルヘルスは、ライフログを計測して健康管理に役立てるものと、積極的に運動を促し健康増進するものと、2パターンがあります。ライフログ関連は、常にログを取り続けるため、いかに負担無く体に身に付け続けられるかがキモの部分ですので、軽くてかっこいいリストバンド形式のものが主流になりつつあります。リストバンドには、加速度センサーや心拍計が付いているので、消費カロリーや歩数ばかりで無く、心拍のログも取る事が出来ます。それを毎日記録することにより、個々の生活のパターンがわかり、生活の改善ポイントや適切な睡眠時間などを予測することが出来るようになります。これらのデータがビッグデータ化すると、病気と生活パターンの関連性なども、浮き彫りになるかもしれませんねえ。
私の個人的な趣味でもありますが、次はデジタル機器を使った健康増進です。会場には、自転車を使ったツールが数多く出されてました。元々サイクルスポーツは、複雑な道具を使うスポーツということもあり、科学的な分析が進んでおり、例えば自転車の空気抵抗低減に対する取組みは、自動車と同じように計算されつくされています。エンジン部分のヒューマンボディに対しても、回転数(ペダルの回転数、ケイデンスという)、そのエンジンの負荷状況(心拍数)、出力数(ワット数により計測する)なども計測しながら、トレーニングします。更に、ナビゲーションシステムなども使われていたりして、デジタル機器との親和性が高い分野と言えます。
トレーニング中の体の負荷状態を計るばかりでなく、モチベーションを上げる方法もいろいろと考えられていて、トレーニングが長続きしそうな感じがしますよねえ。特に、バーチャルで他の人とレースが出来るローラー台(って、わかります?競輪選手が室内で練習している、こいでもこいでも前に進まない、アレです)が欲しいっす。ローラー台って、時間が経つのがホントに遅くて気が狂いそうになるのですが、これがあれば、トレーニングがしまくれるような予感がします。しかも交通事故に遭う可能性が究極にゼロです。
さて、次は車の領域に行ってみましょう。なんと言っても今年のCESの目玉の一つは、自動車メーカーの本格的な参入です。AUDIはキーノートスピーチにも登壇しました。無人運転、無人駐車、自動緊急停止による歩行者保護、パネルのデジタル化、ネット接続と車用の専用ボードなどなど、車がIT化することにより、益々進化しつつあります。マツダが採用したOpenCarConnectは、オープンなプラットフォームでアプリケーションが開発、配布出来るものです。車なので、安全性を最も重視する必要がありますので、そうそう共通化は出来ないと思いますが、面白いチャレンジですね。
さて、今回の最後は、おもしろ、キワもの編です。まだまだありますが、このへんで今回は、やめておきます。きりがない。。。。