株式会社ジークス代表 渡辺が綴るブログ「なべこら」nabecol

投稿者「watanabe」のアーカイブ

フィリピンでの開発チーム構築

これまで、なべこらでも紹介してきましたが、弊社は、現在フィリピンにて開発チームを構築中です。すでに、フィリピンに2年以上滞在しているT君を中心に、現地のコンサルタントと共に、フィリピン人の採用から始めて、日本の仕事の仕方、考え方、規律などを教えながら、彼らの考え方を我々も学びつつ、少しずつ体制を作りつつあります。

IMG_1126

ジークスの開発スタイルを伝授中


マニラのオルティガスという地域に、事務所の一部を借りまして、既に数名体制で開発業務を行っております。マニラでは日本企業が進出するのはマカティと決まっておりますが、ほとんど日本人のいないオルティガスを拠点としています。何と言ってもマカティは治安が良いのですが、あえてオルティガスという日本人がいない地域にいることによって、T君の英語力が飛躍的に伸びました(特にそれを目的にオルティガスを選んだ訳じゃないけど。治安もまあまあみたいです)。
すでにオルティガスで業務を始めてから半年以上経ちましたが、未だに現地の習慣に慣れない事も多く、勤勉で真面目な日本人との違いに、びっくりすることや不思議だなあ思うことしきりです。グローバル化って結局は多様性を受け入れることが出来る許容力だと実感できます。例えば、マニラは交通渋滞が激しいため、遅刻する事がしょっちゅうありまして、つい最近のことですが、週1で日本側と行っているレギュラーミーティングに現地スタッフが一人も参加できないなんていうことがありました。日本だとあり得んだろうと思いますが、ここで怒ってはダメなんですよね。現地には現地の事情ってのがありますから。ただ、ここで更に許容力を要求されるのは、大胆に遅れてきた割には、終業時間になると時間通りに帰るという、この時ばかりのパンクチュアリティに対してです。おいおい、今日のタスクはちゃんとやってるかいな?家族と共に過ごす時間が人生の中で最も大切だとされているこの国では、当然のことなんですね〜。逆にこのあたりは、企業戦士が多い(ひょっとしてもういない?)日本の男性がもう少し学ばなければならないのかもしれません。
とか、入社意思を固めていてサインまでしたのに、前の会社から給料引き上げのオファーがあったので、やっぱりやめときますなんて。あららら、まず先に交渉しておいて欲しいなあ。在籍している会社に辞めるって伝えたら、研修に払った金を返せって言われたので、やっぱり転職できませんとか。そんなこと日本ではあり得んでしょー。というように、楽しい発見が沢山あります。ちなみにですが、フィリピンはLaberLawが日本より厳しいと言われているため、ややこしい話がまあまああります。
英語でコミュニケーションさえ出来れば、開発リソースは無限にあると考えられます。(ただし、Web系の開発者は人気があるらしく、給与水準は上がってきているようです)。日本との開発スタイルの違いとか、英語でのコミュニケーションの難しさなどはありますが、そもそも根が明るい彼らとの仕事は楽しいものです。この組織が将来的には、海外進出のきっかけになることを期待しつつ、様々な問題との格闘が日々続いています。英語との格闘もですが。。。。
 

COMPUTEX(今更、、、)

COMPTEX
ずいぶん日にちが経ってしまった。今更、どうかと思いながら、6月の頭に台湾で開催されたCOMPUTEX(国際コンピュータ見本市)について書いちゃいます。

COMPUTEXは、毎年この時期に台北で開催されます。3年ほど前に一度視察に行きましたが、台湾ということもあり、どうしてもハードウェアが主の展示会という色合いが強く、しばらく行ってませんでした。今年は、弊社はibeaconのアプリ開発に着手しているため、ビーコンそのもの調達の可能性を調べる必要があります。その他、デジタルヘルスを始めとするデバイスに関しても、アプリケーション開発が出来る強みを生かして、製造メーカとのコラボ的な取組みから独自商品の開発の可能性なども考えております。

IMG_1276

グリーンまでの距離が表示されるスマートウォッチ(ePaperです)欲しい!


COMPUTEXは、トレンドとしては年初のCESの影響を受けているというか、その流れが続いてるというか、やはりデジタルヘルスが大きなトピックになってました。ビーコン関連で展示会以外で訪問する予定もあるので、実質的に1日半しか展示会に滞在できません。ですので、今回は決まった分野のみで特定の企業にあたりをつけて、訪問します。展示会場には、BlueToothLEを使ったデバイスが沢山ありましたが、beaconはそれほど出展されていません。
 
IMG_1283

やっぱり出ました、スマートグラス!ぐだぐだでした。


それでも、何社か話を聞く事ができまして、相場感がわかりました。そのほか、時間の許す限り興味のあるゾーンの展示を見て回りました。結局見たいところは、CESで廻ったジャンルとほほ同じになるので、同じようなレポートになってしまうため、今回はやめときます。
 
 
その中でも、いくつか面白かったデバイスのうち、一つを紹介します。屋内の位置情報を正確に計ることが出来るデバイスです。独自のプロトコルで通信しているとのことですが、少ない計測ポイントでなかなかの精度が出せるようです。屋内GPSとして、使い道は無限にあります。弊社で開発中のiBeaconを使った室内位置捕捉システムにも使えそうです(iBeaconじゃ無くなりますが)。詳細の仕様については、ここでは秘密です。製品版として日本でリリースできるように、現在交渉中です。
IMG_1273

屋内のどこにいるかがわかります。赤い点が計測器(ビーコンみたいなもの)です。


IMG_1275

すっごくわかりづらいですが、計測器です。展示会場に多分勝手に?設置しているようです。

Withings(体重計です)

体重計、買っちゃいました。

スクリーンショット 2014-05-30 18.30.47

Withingsです。


今更なんで体重計などという白物家電っぽいガジェットの話題かというと、この体重計、スマホと連動したり、WLANを使って直接ネットに計測データをアップすることが出来ます。私も、この歳になり、まさかのメタボ認定されてしまったため、生まれて始めて体重管理をすることになりました。
IT業界に身を置く者として、マルチデバイス対応を謳っている会社の経営者として、白物家電化した普通の体重計を買うなんてのは、あり得えません。日本の名の通ったメーカーさんには、単純に計りとしての体重計としては優れたものが沢山ありますが、残念ながらIT化されているとは言い難いモノばかりです。IC付きのスマホをいちいちタッチして接続とか、SDカードでパソコンとやりとりするなんて、毎日続けられるとは到底思えません。そもそもIT化の何たるかが分かっていないとしか思えない。いろいろ調べて結局、スマホと完全に連動している外国製のWithingsを買う事にしました。確かに、50グラム単位の計測が出来ないとか立て置きに対応してないとか、細かいところを上げると少し見劣りする点がありますが、計測したデータを自動的にスマホに転送してくれるのは、非常に便利です。体重計に乗りさせすれば良いのです。しかも、人の判別までしてくれます。複数人が使いますから、登録した人の体重や体脂肪率に近い人を自動的に識別します。
スクリーンショット 2014-05-30 18.34.58

CO2も計れます!


さてさて、実際に使ってみると設定そのものにもスマホを使います。スマホが無いと設定が出来ないようにさえなってまして、逆にスマホを上手にモニターや設定ボタンの換わりに使っています。これぐらい、割り切らないとダメですよね。たぶん、日本のメーカーさんにはこのあたりの潔さが無いんだろうと想像できます。今の時代、スマホを持っていない人の機会損失の割合とスマホを持っている人に与えるアドバンテージを秤にかけると自ずと答えは出てくると思うんですがね〜。モノが良いだけで売れる時代では無いってのは、使い勝手が良く無いと売れないという意味も含まれているんですから。
前置きがくどくなりましたが、使ってみると面白いです。体重計と言っても、体脂肪率は当然のこと、心拍数も計れます。毎朝起きた直後に計ると、例えばスポーツをしている人の場合は、心肺機能の発達具合が心拍数の減少でわかります。おまけの機能として、CO2濃度も図れるのも驚きなのですが、なんと雨が降りそうだと、雨のマークが出るんですよ。
スクリーンショット 2014-05-30 17.16.46

歩数も自動的に計測します。分かり易いデザインです。


 
スマホの画面もたいへん良くできているので、使っていて楽しいです。体重計だけでなくて、心拍計付きの携帯ガジェット、PulseO2などとも連動していて、毎日の運動量がより正確にわかります。iPhone5sの場合、万歩計が付いているのですが、残念な事にかなり不正確なようですので、時計バンドも着けられるこのウェアラブル端末を着けていれば、より正確に歩測数も計ってくれると期待しています。寝ている間も様々な値が計測できます。
このブログをアップする寸前に、アップルのWWDCにてHealthKitが発表されました。iphoneに関しては、いずれこのアプリに収斂して行くのでしょうね。
スクリーンショット 2014-05-30 18.41.19

PulseO2です。こいつと組み合わせれば、最強のはず。