ツールド八ヶ岳に参加してきました。といっても主な目的は、GoMoreスタミナセンサーのテスト販売です。GoMoreスタミナセンサーがどういうものかは、前回のブログを見て頂くとして、とにかく世界で初めての販売ということになります。我が社としても、自転車レース会場でこのようなものを販売すること自体が初めてです。
出展社として参加するため、前日から現地入りします。土曜日の朝早く、レンタカーに自転車2台とGomore60個、さらに販売用のノボリとパネルを無理やり詰め込んで出発。東京から会場までは軽井沢近辺を通り抜けて、200キロ以上の距離があります。都心を抜ける休日の朝の渋滞に巻き込まれる前に、すり抜けなければなりません。T山君を乗せるために費やした荷物の積み替えの時間を取り返すために、全力で首都高を疾走し、少々渋滞はしましたが、なんとか10時過ぎに爽やかな高原の風が肌に心地良い八千穂高原に到着。早速、会場設営に入りました。
すでに手慣れた感じで設営が終わっている他のブースとは違って、長い間IT業界に身を置き、常にバーチャルな世界で仕事をしている我々は、初めて目にするノボリやパネルをなんとか設置し、それなりのブースに仕立て上げました。やってみると面白いもので、製品のディスプレイの見せ方などいろいろと工夫をこらしたくなってきます。
レースは、明日の日曜日に開催されますが、前日に受付が行われますので、大勢の参加者がブースの前を通り過ぎていきます。なんだろうこれと、手にとって積極的に質問をしてくれる方も大勢いて、お客さんがどのようなポイントに興味を持っているのかが、勉強になります。初めて、ユーザーの前で商品を説明するため、説明のポイントがなかなかつかめません。こういうのは、場数を重ねて慣れないといけないのがよくわかります。テレビショッピングのような、そもそも買う気も無かった消費者に興味を持たせ、小さな炎となった購買意欲を煽りまくり、一気に欲望の炎に身を焦がすまでにして購入に持っていく、あのようなことは出来ません。真面目にコツコツと告知をし続けて、この商品のコンセプトを広くユーザーにわかってもらう必要があります。
とはいえ、大変ありがたいことに、我々の拙い説明を聞いた瞬間に、買っていただける方がいらっしゃいました。鋭い感性に脱帽です。ありがとうございました〜。
その夜は、メイン会場近くのペンションに宿泊しました。老夫婦が切り盛りしている年季の入ったペンションでしたが、暖かいおもてなしと美味しい食事があって大変印象深いものでした。最近こういうの無かったなあ。正直最初はどうかと思ったんですけど、話をしているうちにだんだんと良さがわかってくるんですよねえ。来年も来たいなあ。
さてレース当日。実際にGoMoreを着けて参加しました。スタート地点には、すごい数のレーサーがいました。私はハーフコースという少々情けないカテゴリーを選択し、とにかく走りきることを目標にがんばりました。スタート直後は、なかなかペースがつかめずに、どんどん置いていかれるような感じでしたが、15分ぐらい過ぎたあたりから調子が上がり始め、辛いながらもレースを楽しむことが出来ました。スタミナセンサーを着けて走ると自分のペースがわかりますので、レースをさらに楽しめました。久しぶりのレース参加、面白かったです。結果は、平均時速12Km/h弱で80名程度の参加者の中で40の後半の順位でした。それにしても、優勝者は平均速度が24K程度という私の倍ぐらいのスピードで走り切ってました。とってもすごいです。
午前中でレースは終わりまして、表彰式やジャンケン大会の景品で、GoMoreスタミナセンサーを提供をさせて頂きましたが、ゲットしたユーザの皆様、使って頂いているでしょうか。
午後から降り始めた冷たい雨の中、荷物を車に詰め込み、帰路についたのは午後4時を回っていました。渋滞が待ち受ける東京に向けて八千穂高原を後にしました。来年はフルコースで参戦するぞ!(多分無理)