株式会社ジークス代表 渡辺が綴るブログ「なべこら」nabecol

ジークスのCSR活動

サイクリング、自転車と自分の体が一体となって、あの風を切って走る爽快感、楽しいですよね〜。誰しもが一度は経験したことがあるのではないでしょうか。で、急ハンドルを切ったように話の道筋は変わりますが、弊社はこのサイクリングに関連したCSR活動を行なっています。弊社の場合は、地域の振興を後押しするとともに、スポーツをする若者に夢と希望を与え活気ある社会を作る一助になることを目的として、シエルヴォ奈良というサイクリングのプロチームと、GoMore WHIZKIDというアマチアサイクリングチームのサポートをしております。

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ジャージにもしっかりGoMoreのロゴが入っております。

このGoMore WHIZKIDというアマチアチームですが、昨年自転車レースを始めたばかりの山本哲央君がいきなり春の高校選抜のロードレースで全国一になったり、大学2年生の石原君はインカレで常に上位に顔を出していたり、女子高生の佐藤さんは競輪学校に入学してしまったりとエリートアスリートの集まりとなっております。ちなみに山本君は、マツコの番組にも取り上げられたこともあり、知名度がどんどん上がってきてます。その彼らに、GoMoreを使ってもらい、その斬新な乳酸値を使ったトレーニングにより、アスリートとしての能力を高めてもらうことと、エリートアスリートが実走したフィードバックデータから更にGoMoreの精度をあげて行くことを目的としております。奈良を本拠地として活動するプロサイクリングチーム、シエルヴォ奈良のメンバーには、広告塔になってもらってますが、プロチームとして次世代の若者に夢を与えるような活躍を期待しております。

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金谷監督とリーダーの蠣崎君と一緒に。

さて、WHIZKIDは、下高井戸にあるサイクルウェアショップがベースになって活動しておりまして、その監督の金谷さんは熱い思いを持つ、熱血漢です。彼の指導の下に、将来有望な若者が集い切磋琢磨しております。その彼らが、将来世界に羽ばたくことを期待して我々はサポートしているわけですが、いよいよ3年後に迫った東京オリンピックにて活躍してくれたらどんなに楽しいことかと、わくわくします。

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ローラー台でケイデンス200rpm(1分間に200回転)中です!はえ〜!

 

私自身、若い時に自転車競技をかじったことがありまして、当時は自転車競技イコール競輪という認識が一般的で、特に自転車ロードレースそのものの存在はほとんど知られていませんでした。普通の人が知っているのは、競輪の中野浩一選手が世界選手権のスクラッチ(当時はそう呼ばれていました)で10連覇したことぐらいで、どうしても競輪というイメージが先行しておりました。私の通っていた高校には自転車競技部がなく、先生に部活として認めて欲しいとお願いに行った時に、なんかよくわからないが危ないからやめておけと言われた記憶があります。仕方がないので、地元の社会人のチームにお願いして一緒に練習をさせてもらっていた記憶があります。(でもよくあの当時に、あの片田舎に社会人のロードレースのチームがあったなあと、今思えば感慨至極ですがね)

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イケメン蠣崎君が着るGoMoreのロゴが入ったジャージ、かっこいいでしょ!でも、ブルーのシューズが気になる。

その当時から比べれば、隔世の感がありますが、それでもやっぱり日本の自転車競技の普及率はかなり低く、ヨーロッパなどど比較すると自転車に対する価値観とか自転車選手の社会的地位などはかなり低いと言わざるを得ません。そんな中、少しでも自転車競技に夢を持つ若者が増え、プロスポーツとしての地位を確立し、更に日本のサイクリング環境が良くなることを期待してます。もっと将来には、ツールドフランスでイエロージャージを着て走る日本人をスポンサーカーの中から見ることが出来たらな〜、と夢を膨らませております。

 

富士ヒルクライム with 新型GoMoreLite!

GoMoreの新型が発売される予定で、以前から申し込んであった富士ヒルクライムへの出展でしたが、製品版が間に合わず、急遽サンプル版を展示して予約販売を受け付ける形になってしまいました。デジタルガジェットにはつきものの話でして、これはもうしょーがない。で、実は今回の本題は出展のお話しでは無くて、出展におまけで付いてくる、富士ヒルクライムレースへの私の出場記なんです。

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GoMoreLiteのパッケージです

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今シーズンから、テントを一新しました。ようやく、こなれてきた感が出て来ましたね!

ちなみにGoMoreLiteはサンプル版といえ、機能は製品版とまったく同じです。新型のGoMoreは、BlueTooth対応のパワーメータと接続が可能になるばかりでなく、Ant+のサイクルコンピュータに心拍を表示することができます。私は、Pioneerのパワーメータ(SGY-PM900)とサイクルコンピュータ(SGX-CA500)を搭載したバイクで、GoMoreLiteで計測した心拍数をCA-500で表示しながら、スマホはジャージの背中のポケットに入れてレースに臨みました。(PM900は、BT対応ではありませんので、GoMoreアプリとの接続はしてません)

数日前の雨の天気予報をまだひきずっている曇り空の中、車でレース会場に向かいます。会場付近は、近くになればなるほど、サイクリストの大渋滞になり、車が自転車に囲まれて進行する状態になります。午前6時前には会場に着かないと交通規制のためたどり着くことすら出来なくなるそうで、少し焦る。焦っても、前も後ろもサイクリストだらけでどうにもなりません。さすがは、参加者1万人!なんとか、6時前には出展者の駐車場に到着し、ブースにて出展の用意とレースの準備をします。私のスタート予定時間は、20ものグループに分かれて出発する最終グループということで、午前8時半スタートです。まあ、ようするに最も予想タイムが遅い落ちこぼれのグループなんですね(すいません。そうでない方もいると思います)。

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人人人、スタートしてもすばらく進みません

最初のグループは、主催者選抜されたエリートレーサーの方々で、私が平地を全力で走るのと同じくらいのスピードでこの急坂が続く富士山の五合目までを走りきってしまう人たちです。ヒルクライム職人と申しましょうか、重力に対して異常な耐性を持つ人たちと申しましょうか、上り坂が好きで好きでたまらないMっ気な人たちと申しましょうか。まあ、いいです。とにかく、自転車が登り坂でもすごく早くこげる人たちです。この23キロもある急坂を1時間足らずで登ってしまうんですからねえ。

20グループに分かれてスタートが始まりました。1万人ってのは、すごいですね。順次スタートしても次から次からサイクリストが溢れ出てきます。さて、私もスタートです。私の作戦は、最初はできるだけゆっくり走り、調子が出てくるはずの中盤からスピードに乗るというものでした。一合目に行くまでに急坂が続くという情報を得ており、それを過ぎればまあなんとかなるだろうとタカをくくってましたが、甘かったですね。正直申しますと、まったく練習していなかった(最近は大人の芝刈り?に忙しくて、自転車にはまったく乗ってませんでした)にもかかわらず、半分くらいの順位にはいけるんじゃないかと、高を括ってました。一合目をすぎてもペースが上がらない。立ち漕ぎして、ペースを上げてもすぐに足にきて、ペースダウン。どんどん抜かれていきます。間違ってヒルクライムに参加したんじゃないかと思われるようなビア腹を抱えたおじさんにも置いていかれる始末。抜くこともありますが、抜かれる割合は8割以上か。どんどん置いてかれるこの感覚。この屈辱は、私の50年余りに渡るエリートスポーツ人生で感じたことの無いものでした(ウソですよ)

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チームGoMoreエースのKすげちゃんです。2時間切りなんて楽勝よ〜

一合目過ぎたら楽になるんじゃなかったの?話が違う!5パーセント以上の坂がまだまだ続くじゃないの。そして、ここで言い訳をさせてもらえば、ギアが重すぎでした。富士ヒル用にスプロケットを換えてくる必要があったな(一応、自転車のこと知ってる感じでしょ?)。最後は足にきて、まったくスピードが出なくなりました。四合目を過ぎて、もがき区間(ってのがあるんですね。この区画が山岳賞の区間です)を通過。すでにもがきもがき登っているのに、これ以上もがけってか!気温もかなり下がってきて、空気も薄くなっているのかなあ、意識も遠くなりまったく体が動きません。さらに、事前に特に何もエネルギーを摂取せずに、しかもスポーツドリンクしか持っていなかったため、空腹にも襲われてほとんどハンガーノック状態。それでもなんとか最後の坂を時速2キロぐらいで駆け上がり、ようやくゴールにたどり着いたのでした。

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サイクリストで埋め尽くされた気温5度の富士山五号目。実に寒いです

腹減った〜。五合目のレストランで何か食べて帰るぞーと、あれ?お金を持ってきてない!ことに気がつきました。気温5度の富士山五合目で、寒くてひもじい思いをしながら、下山の長蛇の列に並んだのでした(危険防止のため、下りもグループ毎にしか帰れないのですよ)。下りはものすごく寒かったです。手がかじかんでブレーキを握る握力がなくなって行きます。23Kも距離がありますから、下り切るにも時間がかかるんです。標高が下がるにつれ、気温も上がり、無事にスタート地点に戻ってきました。なお、成績ですが、タイムは2時間18分、8900人中、7700位ぐらいだったことをご報告しておきます。ちなみに、70歳以上の部の優勝タイムは1時間15分ぐらいだったとか。歳のせいとか、言い訳は一切できませんな。情けなや〜。

 

 

 

CES2017 旅行記

IMG_0099今年もCESの季節がやってきましたのでまたまたまたまた行ってきました。ラスベガス。もう今年の目玉はどう考えても自動車とAIとIoTなので、IoTを中心にみるしかない。去年からKeep in Touchな状態のいくつかのベンチャーの製品の開発進捗のチェックと日本でのセールスについてのミーティングも行うつもりもあり、メインな会場ではあまり時間をかけられない予定です。GoMoreが出展しますので、ブースに立つ予定のH田くんも入れて総勢4名のメンバーとなりました。(すいません。2ヶ月以上も前のネタを今更書いています。)
例年通り、1月5日に新年の挨拶を済ませ、羽田からロスへ向かいます。行きはヨイヨイ、帰りはコワイ。行きは9時間、帰りはこの時期の強烈な偏西風のせいか11時間もかかるということで死にそうになりますね。しかもロスからラスベガスまではレンタカーなので、この間も5時間ぐらいはかかります。
無事に5日の午前中にロサンゼルス空港についた我々一行ですが、イミグレーションで事件発生。イミグレーションの手前にある機械に入国の情報を入力すると、N嶋専務のみなぜか大きなバッテンが入った入国審査のスリップが出てきます。日本人離れしたエスニックな風貌が原因か、よくわからずに空港スタッフにそのスリップを見せると、普通の日本人が並ぶ列とは違った長蛇の列に強制的に並ばされるはめに。さようなら。彼を除く我々善良な日本人3名は、ほとんど待つことなくあっさり通過することができました。
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水中ドローンです。決して人魚に扮した美しい女性を撮っているわけではありません。

 
とはいえ、彼を置いていくわけにもいかないので仕方なく?彼を待ち、4名揃った我々は、レンタカーでラスベガスを目指します。勝手知ったる道で、不安といえば時差からくる眠気のみ。すでに日本では深夜の時間帯に入ってますし、長時間の移動の後ということもあり、突然睡魔が襲いかかって来ます。機内で中途半端な食事が続いて空腹な我々は、フードコートに立ち寄り食事を取ることにしました。パンダエクス〇〇〇という世界に名だたる中華ファーストフードチェーン店の焼きそばは、まるで作ってしばらく放置されている縁日の屋台の焼きそばのよう。でも縁日の焼きそばの方が絶対にうまいな。それとフライドチキンみたいなもののコンボは、アメリカンポーションな感じで山盛りでした。

運転を交代しつつラスベガスに着いたのは、すでに日がとっぷりと落ちてからになりました。ハイウェイではなぜか車をまっすぐに走らせることができないN専務が運転する時は難儀しました(こちらのハイウェイは、複数車線あるレーンの間にぼこぼこが付いていて、まっすぐ走らないとそれに乗り上げてやかましい。せっかくゆっくり後部座席で寝ようとしているのに、気が気で寝られません)。イミグレーションの問題児は車を運転するときも問題児でした。

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大混雑のユーレカブースです。

 

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amazon echo (alexa)です

早速ホテルにチェックインを済ませ、もはやこれ以上おおざっぱなアメリカの食事に耐えられなくなっている我々は、札幌ラーメンに向かいました。ここはビールを飲みながら餃子と味噌ラーメンでしょう。やっぱ。しかし混んでましたね。待っている間に面白い光景を目にしました。こちらの人は、ドーギーバックで余った料理を持って帰ります。話に夢中になっていたのでしょう。スープを吸い込んで山盛りにボリュームアップした麺をドーギーバックに入れて持ち帰ろうしている人がいました。そんなもの持って帰って食べられるのでしょうかね。
 
さて、翌日は小雪がちらつく寒い朝でした。例年とは違いホテルのバッジピックアップは誰も並んでいないため、あっさりバッジを発行してもらい、サンズエキスポ行きのバスの列に並びます。今年はサンズの方が盛り上がるような気がしたとおり、メイン会場のLVCC(コンベンションセンター)の列よりもサンズ行きの列の方が多いような感じすらします。サンズまではバスで15分ほどでしょうか。バスを降りて会場に突入します。
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ポットの制御がスマホで出来ます!お湯の温度も残量もスマホで確認。果たして必要なものなのか!

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スマートパンツ!!(電磁波から大切な部分を守るだけのものでした)

 
まずは、GoMoreのブースに直行してあいさつと今後のスケジュールの確認をします。ブースにはGoMoreのロゴが一切ありません。今年はGoMoreがベースとなって開発されているBtoB向けのサービス、YellowYamの展示がメインになっています。ちなみにYellowYamとは山芋のことです。あのウサインボルトがこれを食べて早くなったという山芋ですね。スタミナとかエネルギーのシンボルとなっているようです。それはさておき、このサービスはWebサービスが基本になってまして、これまでスマホのアプリでは表示に限界のあった豊富な情報を、さまざまな角度から閲覧表示することができます。スタミナ、有酸素エネルギー、無酸素エネルギー、心拍、ゾーン強度などのデータをトレーニング毎にじっくり研究することができるのですよ。
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スマホの充電ができるおサイフです。うーん。充電器を入れればいいんじゃないかなあ。

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しゃべっても隣の人に聞こえないそうです。キワモノ中のキワモノ。

ここでこの説明を始めると今回のブログネタの方向性を誤ることになりかねないので割愛するとして、その説明を聞いている時に、周りの人がいきなりざわざわし始めました。なんだなんだ。人の群れがこちらに向かって移動してくる。黒山の人だかりの中心のそして頂点にいるのは(実際一番背が高い)、山のように巨大な塊のような人でした。NBAの往年のレジェンド、シャーキール・オニール選手でした。そういえば去年はステービーワンダーもいたしなあ。その前の年にはレディガガにも遭遇したなあ。(ラスベガスのホテルでよくある偽物ショーの人だったけどね。)

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スマホでブラインドを制御できます。

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ペットの糞取り機。アメリカだなあ。

 
さあ、やっとCESを見て回る準備が整いました。今日は様々なベンチャーが怪しげなプロダクトを展示するユーレカゾーンを中心に見て回ることにしています。すごい人です。場所によっては先に人が進めないくらい混んでいます。このあたりのプロダクトはちょっとした小物が多いです。毎日の生活の中で使われている些細な道具や生活を豊かにする備品などが、毎日のように使うものであるがゆえに、少しだけ便利になるとすごく便利になったような気がするようなものでしょうか。わずかな便利さが気持ち良さを感じさせて生活が少し楽しくなるようなものです。それこそ、例年進化している水を摂取するタイミングを教えてくれるスマート水筒、かなりのキワモノですがペットの自動糞取り機(アメリカらしい)、お花の水やりのタイミングを知らせるセンサー、ブラインドをスマホで上げ下げできるようにするモーターなどなど枚挙にいとまがありません。その中には、男性の生殖能力まで判断するデバイスまでありました。もはや、ここまでくるとIoTの定義がわからなくなって来ます。IoTというジャンルは、センサーがどこまで発展するかによりどこまでも広がっていくようですね。こうなったら人間以外はすべてIoT化してしまうのではないでしょうか。というか、人間そのものも、埋め込みチップやデジタルヘルスの進化を見ると、IoT化が始まっているような気すらしますよねえ。
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浮き型の魚群探知機。スマホと連動します。この高価な浮きがどこか行ったらと思うと釣りをしているどころの騒ぎではありません。

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太陽から降り注ぐ光の角度によって、自動的に首が曲がるんですよ。

おっと忘れてました。昨年以来交渉を続けているベンチャーとも打ち合わせをしなければ。数社あるのですが、残念ながらこれが昨年とあまり進化が感じられないものが多かったです。プロダクトに落とすのはやはり時間がかかるんだなあ。話を聞くと最終製品に向けて確実に進歩はしているようで、IT的な感覚でハードウェア開発のスピード感を測ってはいけないということですね。年内中には製品を出せるというところが多く、期待したいところです。弊社も日本の代理店として活動すべく、契約の話を少しずつ進めております。
ユーレカゾーンを1日中見て回りました。それでもすべて見ることは難しくビジネス的に関係のなさそうな分野のブースは割愛することにしました。この後2日間も歩き回らなければならないのか。というか、このペースでこの後2日間のことを書き続けていたらいったいどんなボリュームのブログになってしまうのでしょうか。その方が恐ろしいので、これから先のエピソードは主なイベントだけをピックアップする超要約バージョンとさせて頂くことにしました。住所記入欄にアパート名以下が書き切れなくて、先のことを考えずに書き始めてしまった自分の浅はかさに微かなやるせなさを感じているような気分です。
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血糖値も乳酸値も測れる時計です。痛く無いんです。かなり革新的だと思います。

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水やりの時間を教えてくれます

夜は、台湾のGoMoreのメンバーとOutbackで会食です。ラスベガスのメイン通りのStrip通りはかなりの渋滞で、約束の場所にたどり着くのに30分以上かかる羽目になりました。なんと言ってもブルーミンオニオンを、本場アメリカのアウトバックでも食べないと。ステーキはやっぱりうまいですね。ワインもたらふく頂き、大満足で、時差ボケにもかかわらずぐっすり眠りにつくことができました。

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人が乗れるドローン、ん??

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転倒した時用のエアバック

翌日以降も会場を精力的に見て回ります。水中ドローンがありまして、そのブースには綺麗なモデルさんが人魚の格好をして座ってました。人が乗れるドローンがありました。これってドローンなのか。最近では携帯できる小型ドローンが人気があります。ポケットの中にドローンを入れて手軽に記念撮影ができるのです。自撮り棒はもういりません。医療機器に近いところで、血糖値を測れる腕時計がありました。針で指先を刺さなくてもしかも直接採血するよりもより正確に測れるそうです。これから3年をかけて生産までこぎつけるそうです。乳酸値も当然のように測れます。音声認識の技術が進んだため、固定型のSiriみたいなデバイスが出て来ました。これで家庭の電子機器などを制御することができるようになると、新しいマシンインターフェースとして世の中を劇的に変えるかもしれません。その名はAmazon Echo。車載して車で使う提案もありました。もしかしたら、これが今回のCESの目玉の一つかな。VRも花盛りでした。ドローンとVRのマーケットは中国メーカーが席巻している感じがします。日本メーカーからの展示はほとんどありませんでした。
LVCCのNorthでは、これまで出ていなかった自動車メーカーが大挙して出展してました。ただあまり目新しい展示はなかったような気がします。AIは去年すでにかなり取り扱っていたし。ある大手メーカーはコンセプトの展示だけであったがために、リアリティが無さすぎて企画屋さんが考えたプレゼンテーションをそのままブースにしているような感じさえしました。
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37ヶ国語に自動的に通訳してくれる夢のようなイヤホンです。多分夢なのでしょう。現物はありませんでした。

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男性用の生殖能力を簡単に測定するものだそうです

 
最終日には、同行している1名が疲れのあまりか、普段の不摂生のせいか、50をとっくに超えた歳のせいか、歩けなくなってしまうというアクシデントが発生。CESの事務局から一人乗りの電動カートを借りることになりました。これがそこそこスピードが出るんですねえ。電動なだけに加速も良いようで、彼はおもちゃを与えられた子供のようにはしゃいでました。このカートに乗っていると周りの人から優しくしてもらえるそうで、病みつきになりそうだそうです。
 
最終日は夕方にラスベガスを出発してロスで宿泊することになってまして、最後の晩餐は日本スタイルの焼肉屋で打ち上げとなりました。そして翌日朝早く起きてすぐ近くのLAXに早めに入り、帰路についたのでした。今回のCESでは、大きなイノベーションは無くなってましたけど、生活に密着したものが多くなりますます面白くなっているという感想です。またジークスとしても、AB-Stamperが製品として売れ始めて来ましたので、そろそろCESにも出展したいなと思っております。
 
滑走路を離陸し急激に上昇を始める飛行機の窓から、小さくなっていく北米大陸を見ながら、AB-StamperもそろそろCESに出展しても良い頃かなと思い始めていたヒロシであった。その後この物語はある事件をきっかけに大きく展開することになるのである。終わりではなく壮大な物語の始まりに過ぎなかったことに、ヒロシは後で気がつくことになる。
ということになるといいですね。なんのこっちゃ。では。

Enjoy Your Working Life !! (in ZYYX-DAY)

もう何回目なのでしょう。日本海に近い福井県随一の名湯芦原温泉にて、北陸の冬にはめずらしい快晴の3月某日、今年のZYYX-DAYは開催されました。ご存じない方のために説明をしておきますと、ZYYX-DAYとは毎年弊社社員全員が一箇所に集まって、普段はなかなか話ができないメンバー間でコミュニケーションを深める会でして、まあ一言で言うと研修会なのですが、あんまりそんな感じがしないのが弊社の良いところです。どちらかと言うと社員旅行に近いのかな。午後1時からは研修が始まり、午後6時には温泉につかり、その晩は大宴会で盛り上がり、翌日は自由行動という、もうちょっと研修っぽいことをしたらって突っ込みたい気持ちもありますが、いったい誰に言えばいいんでしょう。

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この中で、その期の反省の総括と翌年度の経営方針の発表を行います。25期を迎えた今回の経営方針は、25周年アニバーサリープレゼントということで、テーマは、ずばり”Enjoy Your Woking Life”としました。

ワークライフバランスやら、働き改革やら、メディアでは、働く環境についての話題が最近非常に多くなっています。過労死やうつ病の問題も長年言われ続けてきてますが、その問題を解決するためには、その原因となっている働く環境を改善する必要があるわけです。その中で私は、働く環境を改善することはもちろんのこと、働く人のモチベーションの基になっている普段の生活スタイルを改善する必要があると思っています。

ワークライフバランスは一般的にはワーク(仕事)とライフ(プライベート)の対立軸で捉えられているようです。しかしながら、仕事が楽しくなければ、生活そのものが楽しくありません。また、プライベートな生活が楽しくなければ、仕事にも影響が出てきます。ですから、それらは対立するものではなく、そもそも相互に影響するもので、どちらもより良いものにして行く努力をしない限り、楽しい生活は送れないと思いませんか?ですから、その両方を会社としてはサポートしたいわけでして、ただし、やはり会社ですから、ワーキングライフをモチベーションを持って楽しく過ごしてもらいたいということになります。もちろん、ぶっちゃけて言うと、仕事の効率をさらに上げて、パフォーマンスを今よりも倍増してほしいってことなんですよねえ〜。

気力、知力、体力がないと仕事はうまくいきません。その中でも気力(モチベーション)を持ち続けるためには、その基本となる体力がなければなりませんし、頭の体力である知力が必要になります。健全な魂は健全な肉体に宿るわけでして、健全な魂は気力を生み出すわけです。そんなことはわかってるわい!ですよね〜。そこで私は考えました。それこそ、私の健全な魂から放出される気力を振り絞って、私の知力を総動員して、アニバーサリー25周年を輝かしいジークスの記念の年にするべく施策の数々を。(何を言っているのかだんだんわからなくなってきました。。。)

そのスローガンが、Enjoy Your Woking Life!です。その数々の具体的な施策をご覧ください。

まずは健康面からの施策です。健康といっても、単に肉体的な健康を意味してません。知的な健康ということで、様々なアクティビティをサポートする施策です。

・なんでもアクティビティサポート 1回2,000円、年間10回まで

映画、美術館鑑賞、アウトドアスポーツなど、とにかく外に出て何かをすることに関してサポートします。チケット代、交通費、食費など何に使ってもオッケーです。

・参加型アクティビティサポート 1回10,000円 5回まで(年間)

マラソンイベント、サイクリングイベントやセミナー参加をサポートします。交通費、参加費に使えます。

・健康増進サポート ジム使用料全額補助(回数制限なし)

健保組合のジムの入場料を全額サポートします。

・海外旅行サポート 1回20万円まで 費用の半分をサポート

勤続5年以上の社員が対象となります。5年に1回取得できます。

・リフレッシュ休暇

勤続10年:2週間 勤続20年:3週間 勤続30年:4週間

通常の有給とは別に、連続して取得するものです。

・チャレンジ休暇 1年間の休業サポート

社員として在籍して、いろなことにチャレンジしてください。その間の社会保険料の会社負担分は会社が負担します。

ここまでは、アクティビティをサポートするものでしたが、以降は生活スタイルを改善するものです。

・アーリーワーキング 選択制朝8時始業制度

まずは、週一回から始めます。朝早く会社に出て、午後5時には、退社してリフレッシュしてください。アクティビティサポート使って、ジムに行くのも良いですね。

さらに、会社で支給するパソコンを今後はマックブックにします。

・MacBookProへの移行

3年間使ったマシンは、MacBookProに順次移行します。もちろん、これから弊社に入社する方は最初からMacBookProということになります。

なお、これまでも、トーマツのセミナーの自由参加、週1回の英会話サポートなどもやってましたので、そのあたりもよろしく。

最後に、もともとジークスは優しいメンバーが多く組織もそれほど大きくないせいか、皆が和気あいあいと仕事をしています。もちろん仕事ですから、厳しい時もありますよ。正直言うとね。でもそれはそれで、人生の糧になります。人生の中で最も長い時間を過ごすワーキングライフでどれだけ楽しい時間を過ごせるかって、重要ですよね。そして、その楽しい時間を過ごしながら仕事のスキルが身に付くばかりでなく、自分を成長させることができるのって、最高だと思いませんか。

Enjoy Your Working Life!

 

 

 

 

 

 

 

マニラ近郊リゾートでクリスマスパーティーに行って来ました!

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ここは南国〜。寒い日本から来ると天国です。

マニラ近郊のリゾート地に、現地スタッフと一緒に一泊二日のクリスマスパーティに行って来ました。一泊二日のパーティーってちょっと変だと思いました?そうなんです。クリスマスパーティーと言っても、単に皆で行く旅行のことを言ってるだけなんですよね。目的地は、マニラの南側に位置するバタンガスリゾートの一つです。予定では、目的地まではオルティガスから3時間程度だそうです。

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乗ったらすぐに眠りこけるK保

朝9時にホテル前にレンタカー(運転手付き)で迎えに来る予定でしたが、早速遅れているとのことです。土曜日とはいえ、すでに激しい渋滞が始まっているようです。現地スタッフ4名と、今回は日本人4名の合計8名が1台のワンボックスカーで行きます。日本人2名は、2週間前にマニラに入って、現地スタッフと一緒に開発業務をこなして来ました。このバカンスでマニラ出張を終え、日本に帰国します。クリスマスパーティーは、現地駐在のT川君のアイデアで、クリスマスを何よりも大切にするフィリピンスタッフのために、会社の自腹で企画したものです。T川君らしい、実に気がきく優しい企画です。実は以前は、本当にT川君の自腹でパーティーを開催しておりました。フィリピンのスタッフの人望が厚いわけです。

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雨降ってるのが残念です

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南国のリゾートっぽいですかね?

それはさておき、マニラから高速道路に入り1時間半程度進んで、一般道路に降ります。ここまでは渋滞はありましたが、まあまあ順調な感じで、あれ?もしかして3時間もかからないんじゃないのと、大きな期待が膨らみます。でも、ここからがフィリピン。スピードが出ないジプニーやらトライシクル(3輪タクシー)やら自転車やら山羊やらが片側1車線の道を防ぎ、ドライバーが追い越しまくるものの、行っても行っても次から次から出て来ます。しまいには、橋がおちかけて片側通行で大渋滞の箇所まであり、日本では考えられないことに、チップをもらいながら適当に交通整理をしているような現地の人がいました。いくつかの街を通り過ぎ、そこには必ず渋滞があり、とにかく時間がかかります。リゾート地が近くなるにつれ、さらに田舎感が進み、ついには貧困街みたいなところまで通り過ぎ、未舗装路を通ってやっとたどり着きました。こんなところにリゾート地があるのか。どうみても、日本人はいない雰囲気です。

早速受付をすませ、部屋の割り当てをして、まずはビュッフェ形式のテラスみたいな感じのレストランで昼飯を食べます。当然完全なローカルミールで、嫌な予感が。。。もちろん日本食などはありません。ところが、パクチーなどは一切入ってないし、味付けも薄めなので、存外美味しいんですね、これが。なお、ビールなどのアルコールは、バーに行かないと買えません。ここでは、昼飯、おやつ、夕食があるらしく、現地スタッフは、おやつを楽しみにしているようです。

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ビュッフェにて。酒持ってこーい!

さて、食事を終えて早速アクティビティへ。と思いきや、風が強く波も高いということで、ほぼすべてのアクティビティが出来ないとのこと。残念。泳ぐしかない。冬の日本を出て来たので南国で泳げるだけでも、来た甲斐があるともいえる。少し泳いで、屋根付きのビーチマットみたいなところで、海を眺めながら、何もせずにいるというのもいいんではないでしょうか。普段から何かアクティビティをしないと気が済まないたちではありますので、ちょうど何も出来ないこんなチャンスだからこそ何もしないという贅沢を楽しみましょう。

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すっかりポーズがきまっているアルフレッド君。上手です。太刀打ちできませんでした。

そうこうしているうちに、夕食の時間です。昼飯とあまり代わり映えがしない気がするんですが。。。日本だとここから宴会が始まりますが、ここは異国の地。食べながら飲むという慣習はここにはありません。したがって、ビールをバーからわざわざ買って来て飲むものの、バッフェスタイルの食事は短時間で済んでしまいました。さあ、あとはやることがありません。リゾート地をぶらぶらと散歩し、ビリヤードのあるバーに行き現地スタッフと一緒に楽しみました。部屋に戻ってもテレビもありません(あっても言葉がわからないか)。他にはカラオケもラーメン屋も居酒屋もコンビニもありません。そう、そういうシンプルな生活こそリゾートの醍醐味です。文句を言わず、砂浜に打ち付ける波の音でも聴きながら、部屋に戻って静かに寝ましょう。

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クリスマスシーズンです

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リラックスしている雰囲気でもない二人

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ここはビーチリゾートです。当然ビーサンでいきます。

翌朝は天気も良くなり、いよいよアクティビティが出来ることになりましたが、シュノーケリングはすべて貸し出していてNGだそうです。現地スタッフの一人と我々3人でバイクトレイルに行くことにしました。ガイド役のお兄さんの後について、マウンテントレイルを行きます。前日の雨でmuddyですよと言われた通り、泥だらけになります。山間の現地の人々が住む住宅を抜けるトレイルなため、ものすごく現地の生活感が伝わるものでして、違った意味で味のあるものになりました。痩せ細った山羊、庭を駆け回る鶏、上半身が裸の裸足の少年たち、なぜかたむろしている大人たち、土地の権利など関係なく山の中に勝手に建てたとしか思えない平屋の家などなど。急な上り坂や下り坂もあったり、渓流を超えてみたりとかスリルもあり、面白かったです。1時間ぐらい走ったので、かなりいい運動になりました。その後、泥を落としたかったので海に入り、シャワーを浴びたらそろそろ集合時間です。全員で記念写真を撮り、マニラへの帰途につきました。帰りは大渋滞に巻き込まれ、6時間以上かかったことをご報告しておきます。

面白い経験でした。ある意味ストレスも感じつつも、すごーく、気分転換になりました。また来年も参加したいと思っています。でももうちょっとホテルのグレードを上げるかな〜。

 

 

リリース間近!ジークスオリジナルビーコン、開発中。

長年ソフトウェアの開発を手掛けてきて、ハードウェアについては、どこかから仕入れてシステムに組み込んで売るというビジネスモデルでずっとやって来ました。とはいえ、世の中のIoTや3Dプリンターの隆盛、メーカーズムーブメントもあり、ソフトウェア開発に安住していた(安住はしてないか?)重い腰をよっこらしょと上げて、いよいよ、ジークスオリジナルビーコンの開発を手がけ始めました。実を申しますと、すでにパイロットプロダクションが出来ているレベルまで来ております。

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ジークスビーコン、略して”ジーコン”です

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ジーコンの完成予想パース

これまでの経験では、ハードウェア屋さんと話をすると話が噛み合わないことも多く、ハードの世界に足を踏み入れるのは厳しいなあと少し距離を置いておりました。数年前にメーカーズを読み、ふむふむこれからは誰しもがメーカーになれるのね、と所詮は人ごとのように考えたまま、特にアクションを起こすこともなく、なんとなくABStamperというiBeaconを使った屋内測位システムを考え、開発販売をしておりました。IoTも、いうても、デバイスがソフト化する話だし、うちはシステム開発だけやっときゃいいわなってな距離感でやっておりました。ところが、ABStamperの開発を進めるにつけ、オリジナルの機能を持ったファームウェアを実装する必要が出て来たところ、ファームレベルで対応してくれるメーカーさんが無く(一部プロトタイプということで既存製品をハード的にカスマイズして作ってもらってました)、窮地の策として、いよいよメーカーズムーブメントに乗らざるを得なくなったという次第です。

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色違いバージョンの完成予想パース マグロの握りバージョン

もちろん、弊社がハードウェアそのものを製造できる訳では無く、実際の製造は台湾のメーカーに頼んでいます。我々は仕様を考え設計書を作るのですが、特にデザインについては、ユニークでクールなものにしたい!という思いが皆強いので、社内のデザイナーにビーコンのイメージをデザインしてもらいそれを3Dに落として、メーカーが言い訳が出来ないように細かい指示を出しております。ビーコンなんて簡単な仕様だから、仕様の擦り合わせなんて簡単に出来るでしょと思いがちですが、そんなに甘いもんじゃありません。また、すべて英語でのやりとりになりますから、なかなか骨の折れる仕事でした。(私は隣で話を聞いていただけですが)。台北には何度も足を運びました。想定していた仕様と違い、慌てて台北に駆けつけたりしました。(その時私は足を運んでませんが)。GoMoreも台湾の会社ですので、効率は良いのですけどね〜。

FullSizeRender.jpgビーコンを制御するアプリは、当然弊社で開発しております。これまでのビーコンの管理アプリと比較して、初期導入、メンテナンスなど、効率的に簡単に出来るようになっております。このあたり、さすがはソフトウェア開発の専門家と言わせたいです。

ここまで来るまでにはいろいろありましたが、ようやくマスプロダクションの工程に入るところまで来ました。ほとんど完成版に近いレベルになっております。来年早々に正式に発売予定となっております。もしビーコンが欲しいという方がいらっしゃいましたら、お気軽にお問い合わせくださいませ!

 

IoTへの取り組み

IT業界に入って苦節25年以上、インターネットという黒船が日本にやってきてから20年以上、いろんなモノを見てきました。様々なITトレンドの波に乗ったり、乗れなくて溺れそうになったりを繰り返してきました。そう、ITなんて言葉なかったあの時代、2016年の今のこの時代を想像することは出来ませんでした。当時、新幹線でPCを広げている人は、1車両に一人もいなくて、電車に乗ってまで何やってんのという目線の中、2時間しか持たないPCのバッテリーの減りを気にしながら使っていた時代が懐かしいです。当時福井から東京のRIMネットというプロバイダーにアクセスしまくり、月額15万円もの請求書を見た時には、バブル期によくあった、前の晩に酔っぱらって行ってしまった高級クラブの領収書を二日酔いの朝に見た時のようなデジャブを感じたものです。(冗談です)

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GoMoreスタミナセンサー

当時弊社は、放送機器の制御をMacintoshを使ってシリアル制御するとか、マルチメディアシステムと言って、LD(レーザーディスク)をシリアル制御して、Mac上でオーバーレイして見せるようなシステムを開発しておりました。またその後、様々な公共情報をPCで制御して見せるというシステムも開発しております。その際、外部機器をPCで制御してそのデータを公衆回線を通して、管理者側やユーザーに送るシステムの開発なども手掛けておりました。これは、その後デジタルサイネージというように名前を変えて、一時トレンドになったこともあります。また最近ではオープンデータという言葉が流行ってますね。携帯電話が普及した時には、無線回線を使って機器制御情報を自動的に送受信しログをデータベースに書き込むシステムを作っていたものです。これはまさにM2M+クラウドの先駆け的なシステムであり、IoTにつながるものと言えます。

スマホのアプリダウンロードモデルとIoTを先駆けしたといえるchumbyです。知っている人はかなりツウといえるでしょうね。

スマホのアプリダウンロードモデルとIoTを先駆けしたといえるchumbyです。知っている人はかなりツウといえるでしょうね。

あ、そうそう。Chumbyなんて商品も取り扱ったこともありました。Flashが搭載された据え置き型の小型サイネージデバイスなのですが、クラウドにあるアプリケーションをダウンロードして多様な機能を載せ替えることができる画期的な情報端末でした。当時ギークの間では評判になりましたが、そのすぐ後にスマホが爆発的に売れ出してしまい、パーソナルな情報端末はスマホで充分なので市場から姿を消してしまいました。残念。

このように20年以上もいつかみた風景を見続けているわけですが、弊社の場合は、お客様から何か新しいことをやってみたいんだけど、最新のテクノロジーを使ったアイデア無い?みたいなお声をかけて頂くことが多く、結果的にそれが次のトレンドに乗っているようなことが多いわけです。で、今のトレンドがIoTとなります。もちろん、弊社独自のアイデアで開発をすることもありまして、弊社の屋内位置測位システムABStamperなどは3年前から、特にお客様からの要望も無く作り始めました。ウェアラブル端末でアスリートの体のスタミナを測ることができるGoMoreなどは、面白そうだからという興味だけで始めたりしてます。これなどは、IoTをデジタルヘルスに展開した例だともいえます。この先には、クラウドに蓄積されたバイタルデータから面白い展開ができるかもしれません。

ABStamperパンフ

弊社はもともとハードウェアをアプリケーションで制御するシステムの開発を得意としておりますので、最近ではインカートクックシステムという生食材から料理を自動的に作ってしまうという画期的な給食提供システムにIoTの技術を持ち込んで、献立の作成から加熱情報の送信やカートの制御をクラウドを使って行っております。ユーザーは、どこにいても献立を作成することができますし、加熱中になんらかのエラーが発生した場合は、管理者にメールが届きます。また、カートを提供しているメーカー側もクラウドに蓄積された様々なエラー情報を見て、機械の保守に役立てることもできます。なお、カートには弊社で独自に開発した中継BOXを接続して、制御をおこなっています。

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加熱カートです。病院で食事を配膳するのに使ってるのを見かけます。

弊社の場合、IoTへの取り組みは、未来を予測して行ってきた訳では無く、なんとなく興味のあることをやっていたらこうなったというのが正しいのかもしれません。IT業界において、この先に見える地平線の先には何があるのでしょうか。まだまだデジャブを体験し続けることになるのでしょうか。いやいや。今回はそんなことは無いでしょう。IoTがこれまでのITの歴史を塗り替える、画期的なシフトを起こすことになるような気がしています。AIとくっついたり、スマホやウェアラブル端末や工業製品に内包されることにより、破壊的なテクノロジーとして、IoTはこれまでの製品の概念を大きく変えるものになるんじゃないかなと期待しております。

ということで、10月19日から東京ビックサイトにで開催されるITPro Expo 2016のIoT Japanに出展しまして弊社のIoTの取り組みをご紹介させていただく予定です。ぜひお立ち寄りくださいませ。