株式会社ジークス代表 渡辺が綴るブログ「なべこら」nabecol

ハロン湾に行ってきました!ジークスベトナム編(2025年7月)

北海道では突然の大雪が降り、東京も急に寒さが本格的になって、秋をすっ飛ばしていきなり本格的な冬が来ちゃいました。二季ですね〜。その季節の移り変わりの速さに、私のペンも追いつけず、7月の弊社ベトナム現地法人の社員旅行記を今頃アップする運びとなりました。ちなみに、12月頭にはジークス本体の社員旅行にも行ってきたため、本当はこちらのネタも溜まっています。

さて、今年の夏はとにかく暑かったですね〜。東京でも異常な暑さが続いていた7月の日照りの続くある日、ひょっとしてハノイの方が東京より涼しいんじゃないかな〜と期待に胸を膨らませ、羽田からハノイに向けて飛び立ちました。6時間ほどのフライトの後、ハノイのノイバイ空港にてタクシー乗り場に降り立ったら、やっぱり暑いじゃ〜ん。そもそもハノイは暑いんでした。

すでに4回目を迎える今回のジークスベトナムの社員旅行は、地元の有名な観光地ハロン湾です。ダナンに行ったり、バンコクに行ったり、社員旅行といえば遠くに行きたがる傾向がありますが、今回はハノイ近くの観光地ハロン湾を目指します。クルーズ船で一泊し、その後、2泊をハロン湾のホテルにて宿泊するという3泊4日の旅程となります。社員旅行にしては、ちょっと長いんとちゃうかと思いましたが、そこはしっかり土日も挟むということで、ご勘弁を。

初日は、ハノイ市内の事務所に集まり出発となります。ハノイは相変わらず渋滞が激しいですが、そこを抜け高速道路を3時間ほど走ったでしょうか。奇抜な島々が海に浮かぶ景色が見え始めると、いよいよハロン湾に向かう船乗り場に到着します。船を乗り継いで、クルーズ船に乗船完了し、すぐさまレストランに全員集合。船上での注意事項の説明が長々とありましたが、いつものように、何を言っているのかさっぱりわかりません。もしかして、船が沈没した時の対処法とか説明してるんでしょうか。

宿泊したクルーズ船です。高級っぽい?
ハロン湾の風景

昼食は、景観を楽しみながらのレストランでのバイキングとなります。船はハロン湾に無数に点在する小さな島の間をゆっくりと進み続けます。若い社員達はその美しい景観には目もくれず、バイキング料理とおしゃべりに夢中です。そうこうしているうちに、船はスンソット鍾乳洞に到着。いよいよ観光開始です。

鍾乳洞の入り口は、かなりの高台にあり下の部分から長い行列ができてます。灼熱の太陽の下、並ぶのはあっついな〜。クルーズ船から、ツアコンのお兄さんがついてきてくれまして、鍾乳洞のいろいろなポイントを英語で説明をしてくれます。壮大なスケールで幻想的な鍾乳洞でした。

次は、TiTop島で海水浴です。ここのビーチは芋の子を洗うような混み具合で、少し沖に出ないと泳げません。うちのメンバーは、若者が多いせいか、なぜか海水浴になるとものすごく盛り上がります。なんででしょう。海水の温度が気持ちよくて、1時間近く入っていました。クルーズ船に戻り、デッキでカクテルを飲みつつ、海上からの爽やかなシーブリーズをシャワーの後のほてった肌に感じながら、夕陽が落ちるのを眺めるという至極の時間を過ごす。

はずだったのですが、実際は、曇っていて夕陽も見えず、肌にまとわりつくような湿気の多い海風の中、おっさん2人でデッキで瓶ビールを飲んでました。夕飯も昼と同じレストランでバイキングでした。食後は、アトラクションでイカ釣りができるということで、クルーズ船に横付けした船で雨の中、ルアーでのイカ釣りに挑戦しました。が、どうみても釣れそうな雰囲気がしない。怪しいと思い、先ほどのツアコンのお兄さんに聞いてみたところ、実は前回釣れたのが6ヶ月前で、もし釣れたらすごくラッキーだぞと言われ、ずっこけました。その後は、船の上ですから外に飲みに行くことも出来ずそのまま部屋に戻り、すぐに寝てしまいました。


翌日は、朝5時前には目が覚めて、誰もいないデッキに出ました。残念ながら雨が降ってます。朝のデッキはまあまあ気持ちが良いです。しばらくしたら、またしても例のツアコンのお兄さんがデッキに出てきて、何やら準備運動的なことを始めたと思ったら、私に何か話しかけてきます。タイチー、タイチーと言ってますが、彼のポーズをみるとどうやら太極拳のことなんですね。結局私と彼と2人きりで、面と向かい合いながら、デッキで太極拳をするという素晴らしい体験をしました。

朝食も、昨日のレストランでバイキングを食べて、2日目の観光の始まりです。クルーズ船から小さいボートに乗り、カットバ島のチュントラン洞窟へ向かいます。ここでは、カヌーか手漕きボートかを選択できるのですが、カヌーだと服が濡れそうな気がしたのでボートを選択。手漕きボートは、船頭みたいな人が漕いでくれます。洞窟の奥は、山に囲われた泉のような不思議な空間です。ハロン湾まで来て良かったなと思いました。オススメです。

さて、クルーズ船に戻り、またまた同じレストランでバイキングの昼食を食べていよいよクルーズ船とはお別れです。陸に上がり、バスでホテルまで移動後、Yoko Onsen Quang Hanhなる、巨大なスーパー銭湯に行きました。名前を見るとわかりますが、日本の温泉をモチーフにした施設だそうで、海外でよくありがちななんとも中途半端なジャパニーズスタイルが散見される不思議な温泉施設です。夕食もここで食べるということで、たっぷりと時間があります。たくさんの風呂があり、サウナも何種類もあります。ただし、男女混浴なので、水着で入らなければならないのが少々微妙です。それにしても、水風呂が冷たい。冷たすぎて体が痺れました。夕食は、日本料理のバイキングでした。フォーとかいろんな種類のものがありベトナムのメンバーは楽しめたんじゃ無いかなと思います。

この2日でメインの旅程は終わり、3日目は自由行動です。我々日本人2名は、全く言葉が通じないこの地で、どうしていいかわかりませんでしたが、タンくんが終日同行してくれることになり、市内を循環している観光バスでサンワールドハロンというテーマパークに行くことにしました。途中、乗っていた2階建バスが交通事故に巻き込まれ、2階から降りてきた家族連れで1階がいっぱいになり、エアコンの効かない社内の暑さで子供たちが泣き叫び、そもそも声が大きいベトナムの人たちの怒鳴りあうようなやりとりも合わさって、阿鼻叫喚の様相を呈しました。あ〜やかましい!30分ほどして、ようやく事故処理が終わり目的地のテーマパークへ着きました。ここはここで結構な日本贔屓の建物も多く、これまた正直な話、日本人から見るとなんとも不気味なものも多かったですが、ベトナムの寺院などもあり、面白かったです。

さあ、最後の夜は、恒例のガラディナーです!モッハイバーという掛け声で、ベトナム酒の一気飲みをして盛り上がります。誰かがモッハイバーという掛け声を発したら、その近くにいる人は強制的に一気飲みをしなければならないというルールです。まあ、いわゆるアルハラですね(私がされている方です)。ベトナムのメンバーと大いに盛り上がりました。いや〜楽しい。もう日本ではこんな飲み方はできません。

翌日は、強烈な二日酔いの中、なんとか飛行機に乗り込みました。さて、来年の社員旅行はどこになるんでしょうか。行く場所のネタが切れていると思いますが、楽しみです。

社内スノボ、スキーツアー参戦!八方尾根スキー場編

毎年社内の有志メンバーを集め、事業部長K村くんの主催する一泊二日のスノボ&スキーツアーがあるという噂はかねがね聞き及んでましたが、いよいよスキー歴50年のラスボスこと私も重い腰を上げることにしました。

兎平をバックに

目的地は、スキーのメッカ、八方尾根スキー場です。若い時は、何度か通ったことがあるスキー場ですので、懐かしの黒菱、兎平のコブを思い出します。(上手に滑れたイメージありませんけど)。当時は、ワタスキこと私をスキーに連れて行っての時代ということもあり、リフト待ちは1時間は当たり前。レストランなども、混みすぎてて昼飯を食べるのも大変だった記憶があります。

雪質サイコー

弊社は、事務所が国内で3拠点ありますので、東京、大阪、福井と三か所からメンバーが集まります。特に大変なのが大阪でして、前日金曜日の午後10時にバスに乗り、早朝に白馬村に着くという、大阪から白馬までどんだけ時間がかかってんねん!ってツッコミたくなるスピード感で時間をかけて来なければなりません。一泊するにせよ、帰りの日曜日は、お昼過ぎには上がって、午後2時のバスに乗らないとその日に大阪にたどり着けません。東京、福井のメンバーは、マイカーで分乗して来ます。

さて、実は私は自分の車で一人でゆっくり行きたいというわがままを通させてもらいまして、東京を一人で暗いうちにスタートしましたが、案の定、関越の渋滞にハマり、宿泊するホテルに到着したのが、午前10時半ごろでした。実際に滑り始めたのが、午前11時ぐらい。ゴンドラの前に行くと結構人が並んでます。やっぱり並んでるのか〜と、昔を思い出しましたが、全然違うのが外国人が多いこと多いこと。5割ぐらいは、西洋系の外国人の感じがしました。円安恐るべし!

ビールがうまい!

ゴンドラを乗車する時に案内するスタッフも外国人で、グループの人数を聞かれて英語で答える必要があります。英語の数字ぐらいどうってことないですが、ここは欧米か!(古)LINEで他のメンバーがどこを滑っているのかがわかっていましたが、ゴンドラを降りると偶然目の前で合流することができました。

ここ数日雪が降ったようで、晴れ間が出ているゲレンデは最高のコンディションです。スノーボードのメンバーがほとんどなので、スキーの私とは少しだけ一緒に滑り、そのうち、各自が好きなように滑るスタイルとなり、昼飯を一緒に食べた後は、各自思い思いの好きなコースに行きます。とりあえずは、緩斜面、中斜面のリーゼンを少し滑り兎平に突入して、その後は八方尾根のパノラマが綺麗な裏黒を滑りました。冬山の景色は最高です。雪質も良かったので、久しぶりに楽しいスキーを満喫しました。白馬までわざわざ来て良かったな〜とつくづく思いました。

幻想的な八方の山々

宿泊は、パイプのけむりというホテルです。K村君の友人の紹介で、毎年宿泊しているそうですが、飲み放題、食べ放題(バイキング)が付いていて、いわゆるオールインクルーシブなホテルでした。接客もフレンドリーで、一人のメンバーが急に熱を出したのですが、別の部屋を用意してもらったりして、素晴らしいホスピタリティでした!友達のK藤さん、いろいろとありがとうございました!

前日の夜に出て朝から滑りっぱなしで、アルコールと満腹感で眠けに襲われるメンバーも多く、2次会に繰り出したのは7名程度でした。歩いて行ける近くのバーだという話を聞いていたのですが、そこはいわゆるクラブというやつで、2階建ての店内は大音量の生演奏で盛り上がっていて、我々以外は店員も含め全員外国人でした。100名ぐらいはいたでしょうか。酔いが回っていることもあり、うちのメンバーも知らない外国人と話して盛り上がってましたね〜。海外にいたら、まず怖くて入れない外国人だけのクラブの貴重な体験をさせてもらいました。欧米か!ちなみに最後は、全員で踊りまくっていたそうです。

欧米か!

翌日は、8時すぎには元気にゲレンデに立ち、二日目も堪能しました。午後2時にはゲレンデを後にし、東京と福井のメンバーは近くの温泉に入り、帰路についたそうです。久しぶりの八方尾根スキー場、大満足でした。来年も、参加させてくださいね〜。

年賀状社内コンペ!グランプリ作品発表!

新年明けましておめでとうございます。年末年始、いかがお過ごしでしたか。すでに、お付き合いのある会社さんには、グランプリ作品の年賀状が届いておりますので、今更発表することもどうかと思わないでもないですが、やっぱり発表させて頂きます!

グランプリは、O西君の作品でした。縁起が良いとされる白蛇と、これも縁起が良い、勢いよく伸びる竹を組み合わせて、お客様とウィンウィンの関係を築くことを表現しています。また、白蛇はよく見ると2025の形になっています。鮮やかな色使いの真っ直ぐに伸びる竹の直線と、白蛇の白色の爽やかな曲線が絡み合い、全体的にパステル調で軽い感じの印象を与えつつも、線と色のそれぞれのコントラストがしっかりとインパクトを与えるデザインになっていると思います。また、水彩画っぽいテイストが手書きの風合いを醸し出して、印象深い感じがします。他の作品とは少々違った観点のデザインが素晴らしいということで、グランプリ決定しました!

O西君、おめでとうございます!ちなみに、O西君は、今では伝説になった、似顔絵年賀状も作成しました。アイデアが素晴らしい!もはや、年賀状職人と名乗ってもよろしいかと思っております。

それでは、本年もよろしくお願いいたします。